当院ではX線検査による患者さんの被爆量と環境への影響を軽減するため
デジタルX線装置を使用しております
311以降、被爆に対して敏感になられる方が増えています
しかし 歯科治療ではX線撮影による読影が不可欠です
被爆と言っても内部被爆と外部被爆の違いがあります
外側からは見えない骨の様子を推測したり
病気の進行を把握したりと
X線を使用する機会が大変多いです
デジタルX線装置を使用することにより
通常のレントゲン撮影に比べ
被爆量が少なくなり
フィルムを現像する時に排出される現像液や定着液を使用しないため
環境へも負担がありません
撮影後も即座にPC画面で確認できますので
治療に早くとりかかれます
コントラストや鮮鋭さなど調整ができます
撮影し直しもほとんどありません
デジタル化で安心安全な治療を心がけております
X線撮影は患者さんの最新の情報を見るものです
「以前に撮影しましたけれど。」と言われることがありますが
数年前に撮影したものでは現状は解りません
必要な時に撮影を致します
稀に初診で「X線撮影はどうしても撮りたくありません」と言われる方がいらっしゃいます
当院では不必要な撮影は致しませんが
重要で必要な情報源ですので 頑なに拒否される場合
より精度の高い診療、診断ができなくなりますので
場合によってはお断りする事があります